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長女が初めて喘息の発作を起こしたのは幼稚園の年中の時でした。 喘息の発作を起こす数日前から軽い風邪をひいていました。 ところが、ある日を境にして夜になると咳がひどくなってきたのです。 初めの2〜3日は風邪が長引いて咳が出ているのだろうとほおっておきました。 風邪気味の時に、夜布団に入り温まると咳が出てくることはめずらしいことではありません。 夜の咳が続いて3日目くらいに「もしかしたら喘息かもしれない」と夫が言い出しました。 夫は子供の頃喘息だったのです。今でも風邪などをひくと咳がひどくてつらそうです。 私にはよくわかりませんが、喘息経験者の夫が言うのだからと思い、 翌日病院へ連れていくことにしました。 |
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かかりつけの病院は、星川小児クリニックです。いつもは風邪などで病院に来ていましたが、 今回はちょっと違います。夫の「喘息かもしれない」の言葉があったので、緊張と心配とが重なってい ました。主治医の先生は院長である山本先生です。先生は聴診器で長女の胸の音を何度もきいてい ました。診察の結果、風邪から喘息をひきおこしてしまったのだろう、ということで先生は喘息について のお話をしてくださいました。山本先生は「小児ぜんそくを治す本」の著者でもあります。 それに、先生ご自身・先生のお子さんも小児ぜんそくだったという話もして下さいました。 ぜんそくに関しての知識が全くない私に、先生はとてもわかりやすく説明して下さり、診察の後にも 看護婦さんが薬の飲ませ方等の話を丁寧にして下さいました。 当時の私は「気管支拡張剤」という言葉すら知らなかったのです。 |
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会社から帰宅した夫に病院での一連の出来事を話しました。夫は喘息経験者なので、私の下手な説 明でもなんとか理解してくれました。 夫自身、喘息の苦しさを知っているので、娘のこともかなり気遣ってくれていました。 長女の顔に耳を近づけると「少しゼーゼーの音がしている」と夫が言いました。 私も耳を近づけてみると確かに少しだけ「ゼーゼー」の音が聞こえます。 「ヒューヒュー」という音も時々混ざっていました。咳が出てゼーゼーする、という会話を耳にしたこと がありますが、実際にその音を聞いたのは初めてでした。ゼーゼーという音がするということは気管支 が狭くなっている、ということも夫から聞いて初めて知りました。 |
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喘息による咳が続いて、長女もつらそうだったので幼稚園を2〜3日お休みしました。 幼稚園の先生方も心配して下さいましたが、子供を同じ幼稚園に通わせている近所のお母さん方から も、お気遣いいただきました。「ももちゃん喘息になっちゃったの? 実はうちの子も喘息なのよ」 「うちも姉妹で喘息なのよ」・・・と次から次に喘息の子供を持つお母さん方から声があがりました。 近所に住んでいながらもこんなにも喘息の子供がいたなんて全然気が付きませんでした。 自分自身が喘息だという方もいました。私は喘息の子供の母親でありながら、喘息に関しての知識が まだまだ薄かったので、お母さん方の話にはとても興味がありました。 一人のお母さんが、子供が喘息になってからはこちょこちょもできなくなった、と言いました。 こちょこちょに限らず、何かで大笑いをすると咳が出てそのうちゼーゼーしてくるのだそうです。 笑うこともままならない・・・子供にしてみればつらいですよね。 |
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小学校に入ってからも、風邪をひいたりすると喘息を引き起こしたりしていました。 よほどひどい時は体育の授業を見学させましたが、ゼーゼーしていても意外に元気でした。 病院の方にも風邪やら喘息でちょくちょく顔を出すようになりました。 1年生の終わり頃、ゼーゼーしていたので病院へ連れていったところ、先生から 「本格的に喘息の治療をしましょう」と言われ、 毎日の体調の変化などを知るためにも喘息日記を付けるようにとも言われました。 喘息日記の日誌帳は病院の方で用意してあるものです。毎日の喘息の状態や日常生活について あてはまる項目にチェックを付けていくのです。 薬は調子の悪いときはテオロングを服用していました。 |